埼玉県春日部市の不動産の未来って?

埼玉県春日部市の不動産の未来って?

3極化って何?

埼玉でもこんな状況になるんだったら、他の地方はもっと

悲惨なめにあうんだろうね

 

2040年の日本の住宅価格は2010年に比べて平均46%下がるという研究結果も報告されている。これは、少子高齢化が進行することで若年層の社会保障負担が増えることで住宅取得能力が低下してしまうためである。
また、こうした社会構造の変化は"空き家の増加"という形で現れている。総務省統計局の調査によれば、平成25年の全国の空き家率は13.5%と約7軒に1軒が空き家という状況で、10年前に比べて1.3ポイント上昇している。
注目したいのは、仮にエリアの価値が下落している地域でも差が生まれている

埼玉県さいたま市の地価価格・地価調査・土地価格

 

春日部市は、さいたま市千葉市などのベッドタウンと同じく、1955年から1973年までの、いわゆる高度経済成長期に同じ年代の世帯が大量に住み始めた地域だ。このエリアは当時団地の造成や市街地整備も進み、地方から出てきた当時の30~40代は、現在の国道16号周辺の都心から30~40km圏内に一斉にマイホームを建てたのだ。
長嶋氏によれば、昨今の不動産市場の特徴の一つとして、"三極化"が進みつつあるという。

「これまでは、都市部と郊外で不動産価格に大きな格差があったため2極化が進むと言われてきました。しかし、最近では、比較的人口の多い都市部でも価値の上がるエリアとそうでないエリアに分かれるようになりました。つまり、次のように"三極化"しているのです。

1)価値を維持する、あるいは価値が上がる不動産(10~15%)
価値が維持できたり上昇する不動産というと都心部の一等地を想像すると思います。しかし、地方をはじめベッドタウンにも一部こうした地域が存在します。

2)なだらかに下落し続ける不動産(70%)
時間をかけてゆっくりと価値が下落していくエリアで、大半はこの部分にあたります。下落率がどの程度かという点が問題になりますが、春日部市全体もこのこの中に入ります。

3)限りなく無価値になる、あるいはマイナス価値となる不動産(15%~20%)
最後は無価値、マイナス価値の取引きです。不動産を手放すことで管理の必要がなくなり、固定資産税も払わなくてもいいことから、お金を払ってでも引き取って欲しいという取引きが起こります。これらは地方の限界集落に限った話だけでなく、今後都心郊外のベッドタウンでも起こってる