マイクロソフトいろいろやべーな。次の成長のエンジンを手に入れた感じかもね

マイクロソフトいろいろやべーな。次の成長のエンジンを手に入れた感じかもね

新しい会計年度である2019年が始まったマイクロソフト。新年度の戦略説明会で日本マイクロソフト株式会社 代表取締役社長 平野拓也氏は、「2020年に圧倒的なパブリッククラウドNo1ベンダーになりたい」と語る。
 マイクロソフト米国本社の前年度決算は、売上がグローバルで前年比14%増の1,104億ドルとなり、始めて1,000億ドルを超えた。その中でコマーシャルクラウドの売上は230億ドルとなり、これは前年比56%増となっている。クラウドビジネスの成長率は、Amazon Web ServicesSalesforce.comなどの年間成長率よりも高いと平野氏は自信を見せる。実際マイクロソフトクラウドビジネスは好調だ。出遅れた感のあったSaaSのDynamics 365も、61%増と高い伸び率を見せている。

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2020年までに世界ではさらにコンピュータ化、デジタル化がなされ、膨大なデータが毎日配信されるようになる。大量データに対しインテリジェントなテクノロジーを適用していくことで、企業は新たな価値を生み出す。その際には、クラウドだけでなく「エッジもインテリジェント化され、クラウドと有機的に連携されます」と平野氏は指摘する。

 このエッジも含めた新しいインテリジェントの世界を実現するために、マイクロソフトはテクノロジーカンパニーとして最大限の投資を続けている。特に今注力しているのがMixed Reality、AI、そして量子コンピューティングの領域だ。これらテクノロジーは既にかなり成長しており、画像認識、音声認識、文章読解、機械翻訳などは人間と同等かそれ以上の成果を提供できている。